本。
買ってからからずっと読まずにいた、500ページ近くある本を、5月ぐらいから読み始め、つい先日、読み終わりました。
あまり本を読まないくせに、気になる本があるととりあえず買ってしまうクセがあって。
で、買ったら満足しちゃって、そのまま、みたいなことばかりだったので、なにやってんだろうな、と思って。
この本自体は、買う前から気になっていて。
というのも、帯に「感動のノンフィクション」みたいなコトバに興味をそそられていたから。
で、読んでみて。
やっぱり本の中の世界に感情移入することは、なかなか難しいなぁ、と思いました。
話の大筋は理解できたし、知らなかったことも多く、発見もいくつもあったので、読んでよかったとは本当に思っているけど、
「感動」みたいなことをするのは、自分にはちょっと難しかったな。
「感動ノンフィクション」に引っ張られすぎちゃって、なんか、たどり着いてはじめて、違うゴールに気づいたような感覚でした。
よくあることなんだとは思うけどね。
あんまり本を読まないので、帯とのギャップに、読書の洗礼を受けたような気がしました。
ただ何より、ボリュームのある(と、思っている)本を読みきれた自分が、一番の感動でしたが。