定番。
今日の帰り、電車から降りた人がハンカチを落とし、後ろの人が拾って渡しに行く、というシチュエーションに出会った。
「ベタ」の代表例ともいえる展開。
でも、ちょくちょく見るなぁ、と思った。
自分の中で、それと並列、あるいはもっと王道の「ベタ」として、
「バナナの皮を踏んで、滑って転ぶ。」
があるけど、これは「ベタ」のようで滅多見ない。
なんで、ハンカチの「ベタ」はよくあるのかと考えてみた。
軽い。落としても音が鳴らない。ポケットから何か出す時一緒に出ちゃう。目立たない。
この辺りだろうか。
何より、そうかあ、と思ったのは、
ハンカチをちゃんと持ち歩いている人が、落とす、ということ。
拾ってもらった人がいつも礼儀正しい人に見えるのは、そういうことだったなぁ、と思い知りました。