半石器時代。
ふと、
「紙って、どういうふうに紙になるのだろうか。」って思った。
木が、主な原料だということは知っている。
知りたいのは、木から紙になる過程のおはなし。
まあこれは、あとで調べるとして。
木から紙ができることは、常識のように扱われているような気がするけども、
木が、どういう行程で、紙になるのかを知っている人は、あまりいないような気がする。
よくよく考えると、紙と木って、だいぶ別世界のもののように思える。
紙の見た目に木の面影はないし、色も、においも違う。
紙からマイナスイオンを実感したこともなければ、試したことはないけど、きっと、味も違う。
「常識」を忘れれば、交わることのない、全く違うレールを走ってるモノ同士にみえる。
思い返せば、「紙は木からできる」って初めて聞いた時、結構驚いたなあ。
いつどこで、誰から聞いたとかは全く記憶にないけど、その時感じた「へぇ〜!」の感覚は、まだ体の中に残っている。
年配の人は、意外と知ってたりするのかな。
和紙づくりを身近で見てきた世代だ、とかで。
地球がもし100人の村だったら、みたいなことになった時に、紙を作るノウハウを持つ人が残っていなかったら、紙は、いずれ滅びてしまうのでしょうか。
みんな、小学生のように、小石で地面に書いたものを、スマートフォンで写真撮って、オンラインで資料として扱うのかな。
自動運転の車もリニア新幹線も、VRも人工知能を作るノウハウもあって、紙の作り方は知らない、みたいな。
オカシな話のようだけど。
どちらも「モノを作るノウハウ」なんだなあ、と思いました。
とにかく、紙を作った人に、感謝、感謝、です。